一人旅の実施状況2013年版
リクルートの「じゃらん」が行っている「じゃらん宿泊旅行調査2013」を元に、一人旅の現状について紹介します。データは国内旅行に関してです。
一人旅を行う人の数は年々増加し、調査開始以来8年連続で増加しています。
全体では14.5%と、昨年の14.1%から増加。
また、年齢別や性別では、35歳から49歳の男性が20%を越えるなど、徐々に数字を伸ばしています。
男女比では、男性の方が一人旅の実施者が多く、逆に女性は年齢によって異なりますが10%前後の実施状況です。
男性は若い世代が一番一人旅をしている人が多く、徐々に実施者が減っています。50歳から79歳では16.9%と、20歳から34歳の23.2%と比べて大きく減っています。
女性に関しては若い世代や年配の方は一人旅が多く、逆に35歳から49歳の中盤の世代は少な目になっています。このあたりは生まれてきた世代などの影響もあるかもしれませんし、家庭を持ったことにより、家族旅行が中心になったという影響もあるかもしれません。女性で一番一人旅が多い年齢層は50歳から79歳の11.3%。家庭が一段落して気軽に旅に出ているといったところでしょうか。
この他、一人旅だけの話ではありませんが、交通手段で飛行機の利用が急増しています。これは格安航空が増えてきたこともあり、安い価格で遠くまで短時間で移動できるようになったからと思われます。
逆に、自家用車での旅行は激減しています。
(2013年8月2日掲載)