歴女が訪ねたい城下町ランキング
2012年9月8日の日本経済新聞 NIKKEIプラス1にて掲載された「歴女が訪ねたい城下町」のランキングです。
まず、「歴女(れきじょ)」についてですが、大きな分類では「歴史が好き、もしくは詳しい女性」という意味があります。基本的にどの時代の歴史でも該当しますが、幕末、新撰組などに人気が集中していました。
2000年代から言われ始めた歴女には、ゲームから歴史に興味を示した女性のイメージが強く、特に戦国時代に興味を示している層が多い印象です。
今回のランキングでは歴女が訪ねたい、となっていますが、別に歴史が好きでなくても女性でなくてもかまいません。男性が訪れてもよいですし、歴史に興味が無くても城下町の風情を味わうため、ランキングを参考にしてみてはどうでしょうか。
余談ですが、城というのは基本的に天守閣(一般的に城と言われる)を中心とした城壁に囲まれたエリアのことを指します。城下町は、その周りにある街か、城壁内にある街を指します。
具体的な市の名前と、見処の寸評、そして該当する都道府県を記入しています。
- 京都市:酒と幕末の伏見(京都府)
- 姫路市:白鷺城眺めて散策(兵庫県)
- 金沢市:戦災免れた武家屋敷(石川県)
- 松本市:大火に備えたなまこ壁(長野県)
- 大阪市:天下の台所支えた水路(大阪府)
- 会津若松市:藩御用の酒蔵 今も(福島県)
- 那覇市:琉球王国の情緒漂う(那覇県)
- 萩市:幕末の志士 生家巡り(山口県)
- 名古屋市:三英傑ゆかりの地(愛知県)
- 仙台市:政宗が開いた杜の都(宮城県)
近くに立ち寄る際に周囲を散策してみてはどうでしょうか。