夜行列車、寝台特急で一人旅
ここでは夜行列車や寝台特急について取り上げます。
旅のだいご味の一つとして取り上げられることもある夜行列車。今では旅の目的の一つとしてあえて夜行列車を用いて移動する人もいます。
ぜひ、夜行列車で旅情を感じていただけたらと思います。
別途『カシオペアの予約』で利用方法を紹介しています。
夜行列車と寝台特急、ブルートレインの違い
夜行列車と寝台特急の違いを紹介します。
夜行列車は、夜に走る列車という意味です。
寝台特急は、夜行列車の一部ではありますが、特急の文字があるとおり、早く到着することができる電車です。寝台とあることから、寝るスペースもしっかりと用意されています。
ブルートレインというのもあります。これは寝台列車で、定期的に発車しているものを指すようです。定義はいろいろとありますので、人によって判断が異なることもあります。
大まかな分類は以上です。厳密にいえばいろいろとありますが、鉄道ファンでないのであれば、この程度の認識でも問題ありません。
人気が高いのが寝台特急で、この寝台特急が旅の目的の一つとして活用している人も大勢います。
寝台特急による一人旅
人気の高い旅行として寝台特急による旅があります。当然一人旅としても活用可能です。
寝台特急の主な物は次の通りです。
東京:上野駅発
- カシオペア(上野駅から札幌駅)
- 北斗星(上野駅から札幌駅)
- あけぼの(上野駅から青森駅)
- サンライズ出雲(東京駅から出雲市駅)
- サンライズ瀬戸(東京駅から高松駅)
大阪:大阪駅発
- トワイライトエクスプレス(大阪駅から札幌駅)
- 日本海(大阪駅から青森駅)
区間の間の途中の駅にも停まりますので、途中乗車も可能です。
特に注目されてるのが東京上野駅発の「カシオペア」、大阪駅発の「トワイライトエクスプレス」です。乗車券販売が開始されて短期間で売り切れになるなど、注目が集まっています。特に、よりよい場所を獲得するのは困難が伴います。
また、価格も高めで、一部は2人分の料金を支払う必要があるなど、出費も多くなります。
一人旅で使うのには価格面で厳しい面もありますが、興味がある方は狙ってみましょう。
それ以外も予約が困難な時もありますが、おおむね利用しやすくなっています。一人旅でも問題なく利用できますので、他のプランの利用も検討しましょう。
寝台特急の切符の買い方
寝台特急の切符の買い方ですが、基本はJRの「みどりの窓口」など、店頭サービスを利用する必要があります。インターネット経由では購入できませんので、注意が必要です。
また、みどりの窓口以外では、旅行会社などを経由して購入も可能です。寝台特急と絡めた旅行プランを提示している会社もありますので、そうしたものを利用するのもよいでしょう。
寝台の種類によって価格などが異なります。どういったプランの部屋を望むか、事前に検討しましょう。
なお、必要な料金は、乗車券、特急券、そして寝台券です。
チケット購入時は、利用する寝台列車の名前、日にち、人数、行き先、AやBなどのランク、個室か開放か、といった辺りを伝えましょう。
寝台特急の寝台の種類
寝台特急にはいくつかの部屋の種類があります。良い部屋の場合は価格が高く、それこそ部屋となっていない場所に関しては価格が安くなります。
寝台特急の種類によって用意されている部屋の種類は異なりますが、ここでは大まかな内容を紹介したいと思います。
シングルかダブルか
シングルで利用できるのか、ダブルで利用するのかの違いです。
一人旅でしたら基本はシングルを利用することになりますが、良い部屋はダブルであることが多くあります。その際は、寝台料金と特急料金は2人分払うことで、一人でも利用が可能です。
割高になりますが、一人旅の場合は仕方のないことですし、あえてダブル用の部屋を独占して楽しむのも旅の楽しみの一つではないでしょうか。
個室か開放か
寝るスペースが個室となっているのか、それとも開放されて誰もが行き来出来るようになっているのかの違いがあります。
特に女性には気になる部分かと思います。
個室の方が高めの料金です。
また、個室は切符が取れない可能性もあります。
SA・A・Bについて
寝台特急では、AやBなどのアルファベット表記を見かけるかと思います。
このAやBは、その部屋のグレードを表しています。A寝台、B寝台などと呼ばれます。
A寝台の方が部屋が良く、B寝台の方がやや劣ります。
A寝台は個室であることが主流で、B寝台に関しては個室もあれば、開放式の寝台もあります。
このほか、SAといった表記もあります。これは、Aよりさらに良い部屋です。料金が高いほか、切符の購入も困難です。